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懐かしの名車、憧れのスーパーカーが疾走する。多くのモーターファンを魅了する名車の数々。時代に流されない美しいボディ・シルエット、高々と唸る燃焼機関を有する孤高の心臓部、そこにはクルマを造る人間の魂が込められている。そして、その魂を受け継ぎ、走る楽しみ、隣にいることの喜びを名車とともに今に甦らせた男たちがいる。番組では時代のヒーローと呼ばれてきた“古き名車”や“憧れのスーパカー”を各回1車種取り上げ「ルーツ」や「時代背景」「魅力」を紹介。旧車ショップ情報やメンテナンス事情、カスタマイズまで盛りだくさんの内容で送る。現代のクルマファンのための番組だ。

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出演者


熊倉重春

■番組コメンテーター:熊倉重春

1946年、東京生まれ。69年秋から95年夏まで自動車雑誌編集部に在籍。モータースポーツも大好きで、FJ1600などの発案者でもある。95年に退社してフリーとなってからは、テスト車だけでも多い時は年間340台以上に試乗。2003年の走行距離は年間10万kmを超えた。

各話内容


#1 フェラーリ365GTB/4デイトナ

デビュー前年の1967年にデイトナ24時間レースでフェラーリが1-2-3を飾ったため、「デイトナ」と呼ばれる。今回紹介するモデルは 『365GTB/4デイトナ』の初期型と後期型である。


#2 デ・トマソ・パンテーラ

回紹介するのは、 1974年に登場した、ハイパフォーマンスモデル『Pantera GTS』と、カウンタックに似たデルタ型のリヤウイングや、ワイドなオーバーフェンダーをはじめマッチョでワイルドな雰囲気の『Pantera GT5』を紹介。


#3 フィアット124 スポルト・スパイダー

1966年にデビューを果たし、その洗練されたスタイリングからFIAT社では初めてヨーロピアン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したFIAT124。デ ザイン、走行性能と進化を遂げた名車である。


#4 ランチア・デルタ・HF・インテグラーレ・シリーズ

ランチア・デルタ・HF・インテグラーレイタリアの名門ランチア社が、WRCに勝つ為に作り上げたモデルがこのランチア・デルタである。番組ではその中か ら8V、16V、EVOLUTION-2、EVOLUTION-1をベースに限定製造されたMARTINI 5を紹介する。更に、国内で行われるランチアの祭典デルタカップの模様を紹介。アバルト設計で、デザインはピニンファリーナにより手がけられた幻の名車 037RALLYも登場する。


#5 ケイターハム スーパーセブン

ロータス社が1957年に発表した名車、ロータス・スーパーセブン。当初1172ccという小排気量ながらも、車体の軽さを武器に戦闘能力を兼ね備えたマ シンはシリーズ2、シリーズ3へと進化を遂げる。愛称はスーパーセブンで統一されている。


#6 トライアンフ スピットファイア

1500 1962年にデビューしたオープンの英国を代表するライトウェイト・スポーツモデルの最終型。80年に生産終了となった、英国を代表する名車である。


#7 トライアンフ TRシリーズ

MG、オースチン・ヒーレーに並び、ブリティッシュ・ライト・スポーツカーの代表格であるトライアンフ。その中でもTRシリーズこそトライアンフ社の名を 世界に広めた傑作の名車である。番組では、TR3、TR4、TR6を紹介予定。


#8 VW-ポルシェ914

多くのモーターファンに愛されたポルシェ911シリーズに、新たに、手軽でしかも廉価版なモデル開発から生まれたのがVW-ポルシェ914。高い実用性を も持った名車である。VW-ポルシェ914は、日本国内ではワーゲン・ポルシェと呼ばれその人気を博した。


#9 ロータス・エラン

62年のロンドン・ショーで発表されたロータス・エランは、ロータス創始者、コーリン・チャップマンが北米戦略モデルとして登場させた。それまで走り続け てきたロータス・エリートよりもオープン・モデル&ラグジュアリー性を追求しての名車であり、ロータスを名実ともに一流のスポーツカー・ブランドに築かせ た名車である。


#10 アルピーヌ・ルノー

アルプスの過酷なワインディングを早く走る為に生まれたベルリネッタ、アルピーヌ。フランスを代表するスポーツカーであり、又ヒストリックカーとしても、 その名を馳せる名車である。その独特な風貌とスタイリングは、今尚、多くのモーターファンの記憶の中に生きずいている。


#11 アルファロメオ/ジュリア・スプリント・GT・ベローチェ

今回ご紹介する“ジュリア・スプリント・GT・ベローチェ”は、ジュリア・シリーズの花形的モデルとして知られ、後に大ヒットとなる1750GTベロー チェ、2000GTベローチェのルーツとなった名車である。


#12 MG

番組では、スポーツカーとして名を残したMG-A、MG-B、そしてMGミジェットの魅力を、オーナーたちの熱きメッセージと共に紹介する。


#13 フィアット・ヌォーバ500

あの人気アニメ「ルパン3世」の愛車で、イタリアを代表する小型乗用車、“チンクエチェント”ことフィアット・ヌォーバ500。愛くるしいモノコックの2 ドアボディは、全長2970mmと小さく、車重も680kgと設計されている。番組では、このチンクエチェントの魅力と歴史がつまった「チンクエチェント 博物館」(愛知県)に訪れ、その全てを紹介します。


#14 ジャガーEタイプ

英国自動車メーカー“ジャガー”が作り出したブリティシュ・スポーツカーの代表作“ジャガーEタイプ”。ル・マン24時間レースで活躍をしたジャガーDタ イプの後継モデルとして作られた。


#15 BMW2002

2ドア車の人気が高かったアメリカ市場に向けBMWが造り上げた名車が、軽装な2ドア版02モデルである。その代表作が、4気筒SOHC、1990cc、 ソレックス・シングルキャブが搭載された2002モデルである。この2002の登場はアメリカにて爆発的反響を獲得し、以後、世界中にその人気を知らしめ るBMW社空前のベストセラー・カーとなった。


#16 ランボルギーニ・カウンタック

極端にウェッジ・シェイプを生かしたクサビ型フォルムに、威勢を放つガルウィング、リトラクタブル・ヘッドライト。天才デザイナー、ベルトーネのマルチェ ロ・ガンディーニによる斬新なデザインで一世を風靡したスーパーカーを代表する名車がランボルギーニ・カウンタックである。


#17 TOYOTA Sports 800

エンジンを搭載。45馬力ながら155km/hの最高速度を発揮させたその理由に、580kgという軽量化と優れた空気抵抗を実現させた独特なボディ・デ ザインにある。モータースポーツシーンでの活躍も華々しく、65年7月、船橋サーキットでの全日本自動車クラブ選手権で優勝を飾り、翌66年の鈴鹿 500kmレースでは無給油で総合優勝を獲得するなど、多くのファンを魅了させた名車である。1980年初期に週刊少年ジャンプに連載され、当時では珍し かったカーチューニング漫画「よろしくメカドック」の作者:次原隆二さんへのインタビューコーナーも。


#18 いすゞ 117クーペ

1966年のジュネーブショーにて鮮烈的なデビューを飾った名車が「イスズ117クーペ」である。スタイリシュにまとめられたデザインはジョルジェット・ ジウジアーロが手がけた事で知られる。流麗なボディはセミ・ハンドメイドで生産が行われた。また、後部専用ヒーターや4人用シートベルトの採用、そして木 目で仕上げられた7連メーター付きインストゥルメント・パネルを装備。エンジンユニットは国内初の電子制御燃料噴射を取り入れた、直列4気筒DOHC 1.6リッターを搭載。性能、機能、スタイリングと全てに対し上級に仕上げられた名車である。モデルは68年・73年の初期型と73年・77年の中期型、 そして78年・82年の最終モデルである後期型とに分かれる。


#19 フェアレディZ

Z国内にて本格的なスポーツカーとして登場したニッサン・フェアレディ。映画「マイ・フェアレディ」からつけられた美しきネーミングを持つ日本の代表的名 車である。フェアレディの初代モデルは60年に登場したS211から始まり、62年にはSR系が登場。1500から2000へと進化を遂げ、北米市場にて 絶大な人気を誇った。そして、その血統を受け継ぎ69年に登場したのがZシリーズ(S30)である。流麗なロングノーズ、ショートデッキというシルエット は、新たなフェアレディの進化をモーターファンへとアピールした。78年には、よりグラマラスになったS130型フェアレディZが登場した。


#20 スカイライン

1957年にプリンスから初代モデルが誕生し進化を遂げた名車スカイライン。数々のモータースポーツにて実績と伝説を生み出し、それが市販車となって現 れ、今日でも“熱い信者”を持つ国内最強の名車がスカイラインである。『スカG』という愛称で誰もがその魅力に浸れ、真のGTカーの真髄を今に継承させた 名車スカイライン。番組では、その歴代モデルの中から、「愛のスカイライン」で知られる3代目モデルC10系「ハコスカ」と、「ケンとメリーのスカイライ ン」というキャンペーンで登場した、4代目C110系を紹介する。


#21 アルファロメオ・ジュリエッタ・シリーズ

元レーシング・カー・メーカーとしての血統を受け継ぎ、高性能4気筒DOHC/アルファ・ツインカム・エンジンを搭載し話題を呼んだ。1954年からの初 期モデルは、59年頃に後期モデルへと移行した。ラインナップにはベルリーナ、スプリント、スパイダーの3モデルがある。


#22 PORSHE911

名門ポルシェを象徴する911シリーズ。この911シリーズのルーツとなる先駆的モデルで、いわゆる“ナローモデル”と呼ばれている名車。


#23 ランボルギーニ・ミウラ

イタリアのランボルギーニ社の3台目に当たるプロダクション・モデルとして登場したミウラ。登場は1966年だが、その一年前のトリノ・ショーにて、シャ シーのみ展示された経緯を持つ。デザインはベルトーネが担当。シャシーはセンター・モノコック、前後サブフレームで構成され、そのミドにV型12気筒 DOHCを横置きにレイアウトされた初のミドシップ・ロードカー・モデルである。


#24 フェラーリ365GT4BB

世界最速を誇ったロードカー、カウンタックからその座を奪い取る為に、1971年に発表されたフェラーリ365GT4BB。通称ベルリネッタ・ボクサー。 ミドシップ・レイアウトはディノ(6気筒)で採用された経緯があるが12気筒モデルではこの365GT/4BBが初のミドシップ・モデルであり、その幕開 け的存在として注目を集めた。


#25 PORSHE356 Series

1948年、北米市場に向け作られたポルシェ356。ビンテージカー以来の常識を根底から覆したコンセプト、レイアウトを持った西ドイツ生まれの高性能小 型スポーツカーとして人気を誇った。エンジンはフォルクスワーゲンの空冷水平対抗4気筒OHVを受け継ぎ、1.1モデルから1.3、1.5、そして1.6 へと排気量アップが施された。1957年には高性能バージョンのカレラも登場。ラインナップはクーペ、ロードスター、カブリオレ、スピードスター。 1955年に356A、1959年には356B、そして1963年には356Cへと進化を遂げるが1965年に生産終了となりポルシェ不朽の名作911へ その栄冠を譲る事となる。


#26 FIAT ABARTH 1000TCR BERLINA CORSA

ETC(ヨーロピアン・ツーリングカー・チャンピオン)での輝かしい栄冠を目指し、当初出場させていた1000TCに更なるチューンナップを施して誕生し たのが1000TCRベルニーナ・コルサである。ラジエータをオイル・クーラとともにフロントへ移し、バンパーと一体型とさせた1000TCの持つ基本構 造に半球型燃焼室を持ったシリンダー・ヘッドに2基のツイン・チョーク・キャブレターを搭載させるなど新たなアバルトの技術が投入され、その後数々の栄冠 の獲得をもたらしたアバルトの傑作マシンである。


#27 プリンス スカイライン

技術のプリンス自動車が、東京オリンピック開催年に発表した第2世代スカイラインが「プリンス・スカイラインS50型」である。特筆する点が、エンジン、 ミッション、シャシーに於けるメンテナンス・フリー化とモノコック・フレームの採用が挙げられる。これにより1964年には自動車技術会から“技術賞”を 受けた。更に、同年に行われた第二回日本グランプリ、GT-2レースに於いて、世界のポルシェと互角に競い、そして2位?6位を独占し、「羊の皮を被った 狼」として絶賛され「スカG」伝説を作った名車である


#28 CITROEN SM

1960年代中期、戦後の痛手から復活を果たしたシトロエンが、未来へ向けての躍進を目ざして開発がすすめられ1970年に登場した名車がシトロエンSM である。快適性、安全性、そして信頼性を兼ね備えた豪華高性能グランド・ツーリング・カーとして誕生したシトロエンSMは前輪駆動にシトロエンの誇るメカ ニズム「ハイドロニューマチック・サスペンション」を装備し、更に、当時、イタリアを代表するモーター・ブランド「マセラティ」の経営権を掌握した経緯か らマセラティ製V型6気筒エンジンが搭載された事で話題となった名車である。


#29 スバル360

1955年に政府が打ち出した国民車構想に答え登場し、軽乗用車の実用化に成功した国内のアイドル的名車がスバル360である。そのかわいらしいスタイリ ングから“てんとう虫”という愛称で、現在も多くのモーターファンに親しまれている。反面、軽くて頑丈なボディ、強力なエンジン、優れた制動性能を生み出 すサスペンションと、スバルの持つ技術の忰が凝縮された名車でもある。


#30 DATSUN BLUEBIRD

3代目ブルーバードとして1967年に登場したブルーバード510型。直線的なスーパーソニックラインを纏った510型には、プリンスの技術が投入された 新開発のSOHCエンジンや4輪独立懸架が取り入れられ、大衆車ながら持つその贅沢なメカニズムで世界的にも有名となった名車である。更に、前期410型 でも導入された高性能版SSS(スーパー・スポーツ・セダン)モデルも登場し、当時の最大のライバルであったコロナをしのぎ、国内最高のスポーティー・ ファミリーカーとして絶賛された。


#31 PORSHE911

Porsche 928 911シリーズで成功を納めたポルシェが、後にその廉価版として発表した924シリーズに続き、同じくFRレイアウトで登場させ たフラッグシップモデル、ポルシェ928。1977年3月のジュネーブショーで発表された。その大柄なクーペボディに新開発のV型8気筒4.5?エンジン を搭載した928は、それまでのポルシェの得意分野であったスポーティ設計とは異なった高級グランツーリスモとして話題を呼んだ名車である。1979年に は4.7?へ排気量アップが施された928Sが登場。以後、排気量アップに併せ多少のモディファイが行われながら進化を続け、1992年に 5.4?/350psを搭載したとなる928GTSが登場。


#32 Austin-Healey Sprite MK-1

1958年、英国のBMCとドナルド・ヒーレー・モーターが共同で作り上げた傑作車がオースティン・ヒーレー・スプライト・マーク1である。その愛嬌のあ るスタイリングから“フロッグアイ”米国では“バグアイ”、そして日本では“カニ目”という愛称で知られた名車である。モノコック構造の軽量2シーター・ オープン・ボデイにSUツイン・キャブを装着させた4気筒OHV、948ccユニットを搭載させ、4速ギアボックスを介し42ps、最高速度 130km/hを発揮した。多くのファンを魅了したスプライト・マーク1であったがその生産期間は短く、61年には次期モデルのマーク2へと移行してし まった。現在でも世界中のモーターファンから親しまれた名車である。


#33 いすゞ べレット

1963年、ベレルの小型版として登場したいすゞベレット。丸みを基調としたスタイリッシュなボディに、前輪ダブルウィシュボーン、後輪セミトレーリング アームの4輪独立懸架を採用しスポーティー・ファミリーカーとして話題を呼んだ。当初1500cc、1800ccディーゼルでスタートを切ったラインナッ プに、1964年、国産車で初めて“GT”の名を冠し、1.6?OHVユニットに2基のSUキャブレターを搭載させたモデル「ベレット1600GT」を追 加発表させた。更に1969年には1.6?DOHCユニットが搭載され、最高出力120ps、最高速度190km/hへとパワーアップされたクラス最強モ デル1600GT-Rが登場した。


#34 MINI

1957年に勃発したスエズ動乱からガソリン不足が引き起こされた。これを機に、燃費性能に優れた小型大衆車の開発を進めた英国BMCのレオナード・ロー ド卿は、「最高の機能と高い実用性をコンパクトなパッケージングの中に納めた車」の製作を天才自動車設計者アレックス・イシゴニスへ依頼した。そして 1959年に誕生し、以後世界的大衆車としてロングセラーを誇った名車がミニである。エンジン、ミッション、デフを一体化させそれを横置きにレイアウトさ せる事により、わずか50cmのフロントへ搭載可能とし、更にラバー・コーンを使用したサスペンションなど、画期的なメカニズムとアイデアが集約された。 更に、ジョン・クーパーの手によりスケールアップされたクーパー・モデルも登場し、数多くのラリー、レースで輝かしい戦歴を残した。


#35 フェラーリF355

フィアットを親会社に持つフェラーリ・ブランドが市場拡大を目的に開発を行った8気筒ミッドシップ、フェラーリ348の後継モデルとして1994年に登場 したF355。パワーユニットは初代8気筒モデルのディノ308GT4のそれを基本とし、そこに5バルブヘッド、チタンコンロッド等を取り入れ最高出力 380psを実現させた。更に1997年にはクラッチ&シフトフォークのアクチュエーター駆動によるF1ミッションが登場し話題を呼んだ。タイプはベルリ ネッタと脱着式ルーフを持ったGTSの2モデル。1999年に発表されるF355の後継車360モデナが登場するまで、フェラーリの主力車種として圧倒的 な販売量を誇った。


#36 Morgan

1920年代に、3輪スポーツカーにて成功を収めた英国のモーガン・モーター・カンパニーが1936年に4輪自動車の生産を開始させ、以来、今日まで基本 コンセプトを変える事なく進化を続け時代を駆け抜けた名車モーガン。木製フレームをベースに、丹念に仕上げられた金属パ?ツで構成された車体は正に職人の 技により創造された走る芸術品とうたわれ、今日でも世界中に根強いファンを持つ名車である。誕生以来、プラス4、4/4、プラス4プラス、プラス8、そし て最新モデルのエアロ8へと進化を遂げた。しかし、いずれも基本コンセプトを変える事は無く、走る楽しさ、所有する喜びを多くのファンに与えてくれる、正 に世紀をまたぎ走り続ける名車である。


#37 Dino 246 GT

エンツッオ・フェラーリの愛息ディーノ・フェラーリが開発を推めていた65度V型6気筒DOHCユニット(ディーノ・ユニット)をミッドに横置きに搭載、 ボディデザインではピニンファリーナがその手腕を発揮させた名車である。1967年に先代の2?モデル206GTが登場するが、同時期、フェラーリの経営 権をフィアット社が取得。その後、それまでの手作りから量産化へと代わり、先代の206モデルに備えられた総アルミ製のボディパネルがスチール製へ、エン ジンユニットもアルミ合金製から鋳鉄製へと移行された。しかし、流麗で美しいデザイン、高い走行性能、更には名門であるからこそ抱えるヒストリーを持った 名車として今日でも多くのファンから注目されている。


#38 Vanden Plas Princess

1898年にベルギーで馬車の車体を製造するコーチビルダーとして創設されたバンデン・プラは、後にイギリスへと進出しロールス・ロイス、ベントレー社の ボディ製作を請け負う歴史を持つ。1952年、ブリティシュ・モーター・コーポレーション/通称BMCが誕生。そこへバンデン・プラも加わり高級車専門の 製作を請け負う事となる。そして、1962年にモーリスが発表したADO16のバンデン・プラ版(高級版)の製作へと進み、1963年「バンデン・プラ・ プリンセス1100」を発表した。インパネ、ドアウィンドー下端には豪華なウッドパネルが施され、シートは本革製と豪華な内装で仕上げられ、小さなロール ス・ロイスと絶賛された名車である。


#39 DATSUN FAIRLADY 2000

1963年第1回日本グランプリでトライアンフ、MGという強豪を抑えて、優勝を果たした1500モデル(SP311)が進化し、1967年に登場したモ デルがこのフェアレディ2000(SR311)である。英国流トラッドスポーツカーの流れを持った国産初の本格的量産スポーツカーとして話題となった名車 である。エンジンはセドリックのH20型・直列4気筒OHVをベースに、ヘッドをチェーン駆動のSOHCへと換装させたU20型を搭載し、145馬力、 205kmを発揮した。


#40 TOYOTA PUBLICA

1955年、当時の通商産業省が発表した「国民車構想」に対し、1961年にトヨタが発表したのがこのパブリカである。軽自動車という枠組みに捉われず、 トヨタが独自に安価で高性能な小型車として開発を行ったモデルであった。空冷700ccのエンジンユニットに、大人4人の乗車を可能としたキャビンスペー スを持ち、38.9万円という低価格で人気となった。「Public-Car」(大衆車を意味する)=「Publica」とういう車名が一般公募から選ば れた事で知られる正に小型大衆車の先達といえる名車である。


#41 CITROEN DS

1955年に登場したシトロエンDSはその斬新なデザインから「自動車の歴史を1世代飛び越した車」として多くの評論家、モーターファンから絶賛された。 フラミニオ・ベルトーネが作り上げたそのシルエットは空力に優れ、複雑な溶接にて組み立てられた強靭なボディ、シトロエン独自の自動車高補正機能の4輪独 立ハイドロニューマチック・サスペンション、そして独創的センスが散りばめられたインテリアと全てに於いて斬新且つ優れたなテクノロジーとアイデアにより 造られた名車である。当時、量産車の歴史を大きく変えた車として話題となった。


#42 MAZDA COSMO SPORT

近未来的なデザインで1967年に登場した名車マツダ・コスモスポーツ。デザインの他、国内初のロータリーエンジン搭載車としても話題を呼んだ。ロータ リー・エンジンは小型で軽量、且つ高出力を生み出す特性を持ちコスモ・スポーツに搭載された2ローター・ユニットのA10型はレシプロ換算で982ccと いう排気量ながら当時の2リッターモデルと並ぶ110psのパワーと13,3kg-mのトルクを発揮し話題を呼んだ。


#43 Hino Contessa

トラック、バスの専業メーカーであった日野自動車が昭和28年に自動車部門を加え、その第1弾として登場した名車が日野コンテッサ900である。リアエン ジン、リアドライブ方式を採用し乗用車の他タクシーでも多く使用された。昭和39年には1300ccクラスのコンテッサ1300が登場。デザインはミケ ロッティが担当し、一新されたデザインに先代から受け継いだRR駆動方式が採用され、世界的にも美しい車として多くのファンから親しまれた。


#44 Citroen 2 CV

前輪駆動車/トラクシオン・アヴァンの成功により大きく躍進を遂げたシトロエンが、エンジン付き農耕馬車というコンセプトから誕生させた名車がシトロエン 2CVである。自動車はもとより機械そのものをいじった事のない農家の人々が、それまでの馬車に変り農作物の運搬や移動手段として活用できる車として 1949年に登場した。エンジンは空冷水平対向2気筒OHVを搭載し、発売当時は375cc最高出力9馬力であった。その後デザインの変更と共に排気量 アップも施され最終モデルで602cc、29馬力までアップし1990年まで製造された。


#45 HONDA N360

昭和41年(1966年)、ホンダ初の軽自動車として登場した「ホンダ N360」。アルミ合金製空冷4サイクル2気筒OHVユニットは高出力・高回転を発し、当時の軽自動車の標準的出力20馬力+αを超えた31馬力・最高速 度115km/hという軽自動車の常識を覆した名車である。4速ミッションをエンジン下にレイアウトさせ、FF駆動方式を採用した事で広い室内空間を実現 させ、発売と同時にベストセラーとなったが、1971年には生産中止となった。


#46 SUBARU 1000

スバル360で成功を収めた富士重工業が本格的なファミリーカーの分野へと進み、1966年に登場させた名車が「スバル1000」である。当時発展途上で あったFF駆動方式やアルミ合金を多用した水平対向4気筒OHVユニット、メインとサブを持つデュアル・ラジエーターなど、国内初のメカニズムとアイデア が多く取り入れられた。更に、これらメカニズムにより室内空間、荷室が他社競合車よりも広く設計された事から革新的なリッターカーとして話題を呼んだ。


#47 Chevrolet Corvette C2,C3

1954年に生粋のアメリカン・スポーツカーとして登場したシボレー・コルベット。初代アメリカンV8の歴史を受け継ぎ
1963年には2代目(C2)コルベットが発表された。そのプロトタイプが“エイ”をイメージしたデザインが施されていた事から“スティング・レイ”とい うサブネームを持つ。
5358cc、V8ユニットは360ps(インジェクション仕様)を発揮。アメリカの本格的スポーツカーとして人気を得た。


#48 TOYOTA 2000GT

国内初の本格的GTカーとして1967年に登場したトヨタ2000GT。当時、ヨーロッパ製スポーツカーの洗礼を受けていた国内のモータリゼーションに華 々しく登場したトヨタ2000GTは世界に通用する国産GTカーの珠玉の一台として人気を誇った。エンジンはクラウンのM型直列6気筒をベースに、そこへ ヤマハ発動機が新しく設計を行った1988cc/DOHCヘッドが組み込まれ、最高出力150ps/6600rpmを発揮。ミッションはフルシンクロの 5MT、LSDを介して後輪を駆動させ最高速度230km/hを可能とした。

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